日曜美術館「妖しく、斬新に、そして自由に 大正画壇の異才・甲斐荘楠音」(NHK Eテレ1・東京)

東京ステーションギャラリーで開催中の展覧会「甲斐荘楠音の全貌ーー絵画、演劇、映画を越境する個性」が、7月30日(日)午前9時から放送の美術関連番組『日曜美術館』(NHK)で取り上げられる予定です。

番組中では、美術家・森村泰昌氏が《島原の女》(1920)に扮する場面もあるようです。

京都国立近代美術館から始まったこの展覧会には東映および東映太秦映画村が特別協力として携わっており、甲斐荘が考証を手がけた実際の映画衣裳や、関連作品のスチル写真、プレスシートなどを提供しています。また、東映株式会社経営戦略部フェローの山口記弘が学術協力を務めており、展覧会図録に「映画人・甲斐荘楠音の足跡と功績」を寄稿しています。ぜひ合わせてお読みください。

東京ステーションギャラリーでの会期は7月1日(土)から8月27日(日)までです。詳細は公式サイトをご確認ください。

(原田麻衣)