新年のごあいさつ

2023年中はたくさんの方に映画図書室をご利用いただき、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

映画資料の収集・保存とその有効な活用は、1975年の開村以来、映画村が使命としてきたものです。
2024年も引き続き、ささやかながら映画文化の発展に寄与すべく運営を続けてまいります。

映画図書室にはさっそく、昨年に公開された映画作品の台本が約200冊追加されました。東映作品に限らず、他社作品の台本も幅広く保存しています。以下は新規所蔵台本の一部です。

これらの台本は、順次データベースに登録されます。所蔵検索ではまだ反映されませんが、閲覧はしていただけますのでご希望される方は申請ページの「備考欄」にご記入ください。映画図書室所蔵の資料は、どなたでも申請をしていただければ閲覧が可能です。資料の閲覧を希望される方は、下記のフォームより事前申請をお願いいたします。

 

さて、今月23日(火)から28日(日)まで京都文化博物館で第15回京都ヒストリカ国際映画祭が開催されます。京都ヒストリカ国際映画祭は「歴史映画」をテーマとした映画祭で、映画上映やカンファレンスイベントのほか、DX化や生成AIによる新次元の映像を検討する関連企画「HISTORICA X(ヒストリカ クロス)」も行われます。今回の上映作品は、映画におけるヴィジュアル、「LOOK(ルック)」に着目して選定され、映画の「見た目」にどのような進化や工夫があったのかを一望できる機会となっています。詳しくは京都ヒストリカ国際映画祭ホームページをご確認ください。

(原田麻衣)