[資料提供】展示《天下御免!東映京都撮影所物語/劇団前進座の映画史》

2026年2月6日(金)から3月1日(日)まで、調布市文化会館たづくりにて展示《天下御免!東映京都撮影所物語/劇団前進座の映画史》が開催されます。この展示は、「映画のまち 調布シネマフェスティバル2026」に組み込まれており、国立映画アーカイブの「令和7年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業」の一環としておこなわれます。

今回の展示はタイトルからもわかるように「東映京都撮影所」と「劇団前進座」に焦点が当てられた二部構成となっており、東映京都撮影所からは主に「美術」と「衣装」に関する一次資料が提供されています。セットのデッサンや図面が詳細に記載された「美術アルバム」や衣装写真などは一般に公開されておらず、なかなか見ていただく機会のない貴重な資料です。

「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」と聞くとやや堅苦しく思われるかもしれませんが、この事業は要するに、日本にある貴重な文化資料を適切に保存し活用するために、その基盤となる「アーカイブ」を構築していこうとする試みです。「令和4年度アーカイブ中核拠点形成モデル事業(撮影所等における映画関連の非フィルム資料)」では、調査研究の一環として「映画資料所在地情報検索システム(JFROL)」が一般公開されました。

JFROL(ジェイエフロール)は、以下七つの施設が所蔵する映画資料を横断検索できる画期的なシステムで、シナリオ(台本)、ポスター、スチル写真、プレスシート(宣伝印刷物)などフィルム以外の映画関連資料(ノンフィルム資料)の所蔵状況がわかります。同じ作品の関連資料でも、所蔵されている資料の種類や場所は多岐にわたります。それらを一個人で把握すると大変な労力がかかりますが、こうして「資料の所蔵マップ」が一つのサイトで確認できるととても便利です。

東映太秦映画村・映画図書室
松竹大谷図書館
川喜多記念映画文化財団
北九州市立松永文庫
早稲田大学演劇博物館
調布市立図書館
神戸映画資料館

JFROLの詳細は、過去の投稿でもご確認いただけます。

「ノンフィルム資料」の所蔵に特化した本映画図書室では、展覧会で扱われている映画作品の台本やスチル写真を所蔵しています。この機会にぜひ併せてご覧ください。

今回の展覧会にかかわる映画作品の台本

図書室所蔵の資料(台本、スチル写真、ポスター、宣伝印刷物)は、データベースよりご確認いただけます。資料の閲覧を希望する方は、下記のフォームより事前に申請をお願いします。

(原田麻衣)